CS向上プログラムご提案のはじめに
経営を取り巻く環境や条件は、景気の変動・国際化・消費者の変化などから、ますます厳しくなっております。そんな中、企業は「勝ち残り」のため、直面する様々な変化に対応し、いかに適応していくか日々、奮闘されています。
いかなる変化にも適応していくためには、高度の情報アンテナを張り巡らせお客様の動向や変化を見逃さず、即座に対応していかなければなりません。
変化への適応力は、フロントラインと呼ばれる、企業・組織で働くスタッフ一人ひとりの意識、つまり仕事に対するマインド(考え方・姿勢)に左右されます。
変現状、どんな業績を上げている企業・組織でも、顧客や社会の変化を見落とせば経営の危機に直面せざるを得なくなります。
お客様と第一線で接するスタッフが肌で感じたことを、経営に反映させる事こそが、真の「CS活動」なのです。一人ひとりが自らの仕事に対し、常に「サービスマインド」をもって取り組み、ファンにさせる事こそが勝ち残る企業・組織であると私たちは考えます。
CS向上プログラムご提案にあたり
産業構造変化の中、サービス業・サービス部門においては、よりレベルの高いお客様満足の実現と顧客ロイヤリティ向上による業績アップの実現が大きなテーマとなっております。
その中で、各企業は「CS経営」への活動を取組んでおりますが、実際問題としてその活動レベル、活動成果に大きな差が出ていることは否めません。
又「CS」を掲げていても、いわゆるお題目としてあげるだけで何ら仕事の実態が変わっていない企業・組織がほとんどであることも事実です。
これからの「CS経営」は、企業・組織の求める成果に直結した考え方・方法論としての位置付けをますます強めなければなりません。
「CSサービスマネジメント」とは、これまでの弊社の全実績を活かし、「店舗売上に直結するCS活動」を目指し、スタッフ一人ひとりが、店舗風土を自ら活性化し、サービス感度高い店舗運営のためのリーディングスキルを確立していただくことを目的とし、店舗経営にお役に立てると確信致しております。
本調査の目的
本調査は、企業における接客応対の実態把握のための調査です。企業・組織に来訪して下さったお客様が 「感じが良い」 「信頼できる」 「納得できた」 「この企業なら安心だ」 と判断していただく為には、1回の接客の接点で最低20~25項目の調査項目を満たしていることが条件となります。
調査の大きな項目につきましては、「基本項目 (身だしなみ・姿勢・動作・表情・声・話し方)」「接近・アプローチ (待機状態・アプローチのタイミング・アプローチ時の挨拶)」「商談 (ニーズの把握・説明の仕方・商品提供・セールストーク・商品や金銭の取り扱い・商品決定時の挨拶)」「お見送り(商品の手渡し方・挨拶)」等がございます
公平な実態把握はもちろんのこと、結果を指導・教育に活かすことを前提とした調査です。
CS接客応対調査(ミステリーショッパー)実施法と特長
1.「調査実施」弊社専属・電話応対調査の専門講師が担当
2.「質問設定」事前に御社とご相談
3.「詳細決定」調査時間・調査対象者の決定
4.「評価項目」(項目設計)弊社MS指数(診断項目)を基準とする。適宣ご要望次第で設計可能。
5.「評価基準」5段階評価を基準とし、適宣ご要望次第で設計可能。
6.「評価内容」評価理由は、実際の会話の一部を引用し、具体的な状況を詳細に記述。問題点は、具体的な改善策を提示。
7.全調査における総合所感、各評価項目における全調査の評価点、課題点を提示。今後のレベルアップのための方策をご提案。結果データを集計、分析。
現場で成果を生み出すCS向上研修(課題解決研修)例
研修内容は1000を超えるプログラムがございます。 プログラム内容は別途「研修ラインナップ」で一部ご紹介しております。
1.オリエンテーション
「お客様満足を第一義とした電話対応のあり方」
2.私達を取り巻く環境の変化
・求められている店舗の環境
・お客様は何を期待し、ご来店されてるのか
・サービスの在り方を再検討
・現状の接客対応に問題はないか
・お客様の立場と心理を考える
3.サービス提供者としてのCS考え方
・お客様の意識と行動の大きな変化
・今、求められるサービスのあり方
4.「事前店舗検証」フィードバック
・店舗検証シートの見方
・私達の強み、弱み
・標準化応対の意義と効果
・サービスの質を均一に提供するために
5.さすがと言われる接客サービスのポイント
・ロイヤルカスタマーをどうつくるか
・お客様の期待と目指すサービス
1.接客サービスの極意 「サービスパフォーマンスの重要性」
・第一印象の効果とは
・表情・お辞儀・タイミング・アイコンタクト・立ち姿勢
2.上流なお客様との会話術 「話し方・聞き方」
・好感的な挨拶から始める会話術
・敬語の活用とわかりやすい話し方
・お客様の心を揺さぶるマジックフレーズ
・うなずき・あいづち・復唱の徹底
3.こんな応対がお客様が離れていく
・お客様を不快にさせる「クセ・しぐさ」
・その店内作業のやり方がお客様を逃す
1.リーダーが実践する
後輩指導者としての意識改革
・店舗のビジョン、リーダーのビジョンを具現化する
・接客サービスのプロとしての自覚・責任
・今、成すべきことをどう伝えていくか
2.OJT指導を通じて、自らも成長するために
【交流分析診断】
・自己の特性を理解する
・今のままの自分のよい事・悪い事
・自分と違うタイプや年齢が
上の後輩とどう関わっていくのか?
3.「OJT指導」の実際
3-1店舗における日頃の実際
・日頃の観察ポイント
・部下の接客スキルの高め方(事例活用)
3-2.部下指導におけるコミュニケーションのとり方
・OJTの意識と役割
・今のままの自分のよい事・悪い事
・仕事の教え方 ほめ方 注意の仕方
・指導が失敗する時
3-3後輩の問題行動を改善させる
(事例活用)
いつも遅刻する後輩社員へのアプローチ
やる気が薄い社員への指導法 等